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自民党政権の終焉

「ボーダー」な派閥トップ
2009年8月24日 AERA

求心力低下が言われて久しい自民党の派閥。それでもそれなりの影響力を発揮してきた。
ところが今回は、領袖級が落選危機。自民党よ、どこへ行く。
 オールバックの頭髪から汗がにじみ出ても、ぬぐおうとしない。背筋はピンと伸ばしたまま。表情を崩すこともなく、右手でマイクを握る。
 衆院選公示日の18日、午前10時すぎにもう気温30度を超えた福岡市で、第一声を上げた山崎拓(72、福岡2区)は普段と変わりがない──ように見えた。
 しかし、付き合いの深い市議は、最近の山崎の変化に気づいていた。あまり動くことのない左手が、演説の力点に合わせ3度、4度と前に出るようになったのだ。
「身ぶり手ぶりを交えた演説が明らかに多くなった。これまでにない懸命さを感じる」


当選危ぶまれる実力者

 最大のライバルと目されるのは、東大卒イケメン元商社マン、民主党の稲富修二(39)。マスコミの多くが、山崎の苦戦を報じている。
 それだけに、山崎は必死だ。陣営によると、これまでほとんど取り組んだことがなかった戸別訪問を昨秋からスタート。400軒以上回った日もあったという。
 選挙期間中は200カ所以上を目標に街頭に立ち、ミニ集会も50回に及ぶ。その演説ではたいてい、
「選挙区は山崎拓、比例は公明」
 のフレーズを入れるのだ。
「逆風であることは間違いない。山崎本人も『厳しい』と言っている。手を振ってくれる人の数が前回よりだいぶ減っているようだ」(真次道夫秘書)
 山崎といえば、党幹事長や副総裁をつとめた自民党の実力者だ。さらに、山崎派(近未来政治研究会)を率いる「派閥の領袖」でもある。
 各派閥の影響力が低下したとはいえ、党総裁選やポスト争い、党内の意見集約などで、派閥が一定の力を維持しているのも事実だ。自民党の国会議員(衆院は前職)の86%が、八つの派閥のいずれかに所属。それこそが、派閥の力を認め、メリットを感じている議員がなお多いことの表れと言っていいはずだ。
 自民党苦戦が伝えられる今回の選挙は、その派閥のトップまでもが当選を危ぶまれる事態になっている。しかも、それは山崎だけにとどまらず、「格上」の派閥の長たちにも危険信号が点るという、前代未聞の非常事態だ。


町村の応援は1日だけ

「過去8回の選挙で経験したことのない厳しさがあります」
 北海道北広島市。自民党最大派閥・町村派(清和政策研究会)会長の町村信孝(64、北海道5区)は、第一声後の街頭演説でそう訴えた。
 「厳しさ」も、選挙演説の常套句ともとれるが、実感がこもっていたのは間違いない。民主党元職、小林千代美(40)の陣営にはこの日、接戦区にしか入らないとされる党代表代行の小沢一郎が督励に訪問。5区の戦いは「互角の勝負」との観測も広がっているからだ。
 8回連続で当選を果たしてきた町村は、外相や文部科学相、官房長官を歴任。抜群の知名度を背景に、従来の選挙なら、全国の同僚を応援するため、自らの選挙区は留守にすることが多かった。
 例えば、12日間の選挙期間中、党総務局長だった前々回は8日、外相を務めていた前回は5日、自派閥候補らの地元に飛んで、演説をした。
 それが今回は、1日だけだ。
「要請はずいぶんあったし、公示1週間ぐらい前までは4日ほど検討もした。でも、自分が落ちたら元も子もない、という話になった」
 選対本部長を務める道議の原田裕はそう事情を説明する。
「大臣をやり、派閥の領袖になり、政権の真ん中にいたことが、今回の選挙では大きな逆風につながっている。本人も相当な危機感をもっていて、支持を訴える電話を自ら1日100本以上かけることもある」
 森喜朗(72)、小泉純一郎、安倍晋三、福田康夫(73)の各首相が輩出するなど、同派はこの10年近く大きな存在感を示してきた。それが、町村に加え、小沢の送り込んだ刺客の猛追を受ける森や福田、一度は引退を宣言した中山成彬(66)、元官房長官の中川秀直(65)らも、町村同様に選挙区から離れられない選挙戦が続いている。
 冒頭の山崎派に至っては、会長の山崎に加え、副会長の3人=元法相の保岡興治(70)、元通商産業相の深谷隆司(73)、元党幹事長の武部勤(68)=までもがそろって危険水域にあるとされる。


大物落選で若返り

 仮にこれらの役員が落選した場合、派閥は急速にまとまりを失う可能性がある。
 そのとき、何が起こるのか。
永田町の派閥に詳しい草野厚慶應大教授は、
「わりと票を取って当選した中堅以下の議員たちが、ここで一度チャラにして、新たな仕組みをつくろうという動きを見せることが考えられる」
 としたうえで、こう続ける。
「構造疲労を起こしている派閥を抜本的に変えたいと思っている人にとっては、目の上のたんこぶが取れ、いいチャンスになる。派閥の世代交代が起きるでしょう」
 領袖級が全滅なんてことはないとしても、例えば、町村派でもしものことが起きたとすれば、元首相の安倍と同じ50歳代に派閥運営の中心が移ることも考えられる。山崎派でもそう。選挙に強い行政改革担当相、甘利明(60)や元国土交通相の石原伸晃(52)あたりが主導権を握るかも知れない。
 大物の落選を機に若返りの可能性があるのは、もちろん両派閥に限った話ではない。
 保守本流を標榜する古賀派(宏池会)は、会長の元党幹事長古賀誠(69)と元農林水産相太田誠一(63)が同じ福岡県で大苦戦を強いられているのだ。


派閥解消に至る場合も

 伊吹派(志帥会)でも、会長の元党幹事長伊吹文明(71)や、「もうろう会見」で国内外の不評を買った元財務兼金融相中川昭一(56)らは過去にない苦しい選挙戦だ。
 田中角栄、竹下登、橋本龍太郎、小渕恵三らの歴代首相を出した第2派閥の津島派(平成研究会)も同じ。会長の元厚相、津島雄二(79)が周囲に相談することもなく引退を決意。後継は選挙後に決める予定だが、副会長の元経済企画庁長官、船田元(55)と党総務会長の笹川堯(73)、元防衛相の久間章生(68)らの選挙情勢はいずれも厳しい。
 こうしてみると、7派閥(津島派除く)のうちの実に4派閥で、領袖が国会に戻って来られない事態も想定されているのだ。
 一方、安泰とみられているのは、麻生派(為公会)の麻生太郎(68)、高村派(番町政策研究所)の元外相、高村正彦(67)、二階派(新しい波)の経産相、二階俊博(70)の各領袖。
 しかし、これらの派閥はいずれも20人以下の小集団。いくら会長が難局を乗り切っても、所属候補に落選が相次げば、派閥の体をなさなくなることも十分考えられる。結果次第では、ついに派閥解消に至るケースも起こりそうだ。
 自民党を研究してきた野中尚人学習院大教授はこう話す。
「野党になれば今の派閥はなくなるだろうが、違うかたちの集団ができるだろう」
 自民党の候補同士が争った中選挙区制から政党同士が激突する小選挙区制に変わって、選挙の主導権は派閥から党に移行。さらに、小泉政権が派閥人事のシステムを破壊してからは人事も握れなくなるなど、派閥の求心力はすでに大きく失われているという。
「ただ、自民党は今の派閥に代わるモデルを知らない。新たなグループをつくるとき、現在の派閥をベースにしたり、今の領袖たちが再構築に乗り出したりするかもしれないが、それでは抜本的な改革はできない。政策で共鳴する議員たちが、説得力のある人をリーダーに選ぶシステムをもった集団をつくらないと、自民党に将来はない」


意味失った現在の派閥

 派閥をめぐってはこれまで、「金権政治の温床」「密室政治の原因」といった弊害が指摘されてきた。派閥の解消がさかんに論じられ、党としてそれを宣言したことも何度かあった。
 しかしいずれの場合も、行動がともなわなかったり、例外規定を抜け道にしたりし、派閥がなくなることはなかった。小渕元首相はかつて、「派閥はなくならない。人間は一人では生きられないのだから」との言葉を吐いた。派閥の数や顔ぶれは変わっても、「数は力」を信じる議員らは、群れることをやめはしないのかもしれない。
 それにしても、公認といった選挙まわりのことは党中枢が握り、選挙応援もままならない領袖級ばかりの派閥にあって、若手は、現状をどうみているのだろう。
 古賀派に、郵政選挙で初当選した小泉チルドレン、木原誠二(39、東京20区)という候補が所属している。かつて宏池会を率いた元首相宮沢喜一が中高の大先輩で、財務省時代に同会の議員と交流があったことから同派に入った。
 その木原は、選挙の資金や人材の支援はまったくないながらも、政策づくりのノウハウを吸収するうえで、派閥は有用だというのだが、領袖の古賀が落選した場合について聞くと、
「古賀派があるのは古賀氏にリーダーシップと人間的な魅力があるから」
 と領袖の存在感の大きさを強調。落選すれば派閥は解散になるだろうとの見通しを示す。
 一方で、領袖の当落に関係なく、現状の派閥のあり方には問題があり、その限界に気づくには党としての「負けっぷり」がある程度大きいほうがいいと考える若手もいる。
「今の派閥は人事を硬直化させた。そのうえ、総裁選で領袖を担がず、派閥横断的にいろんな人を推すようになってからは、意味を失っている」


実力者を追放したツケ

 三重2区から立った新顔の鈴木英敬(35)はそう語り、さらに続けた。
「今後はテーマごとに政策グループができ、議員はいろんなグループに所属できるようになるのが理想」
 現在の派閥が変質するにしろ、まったく新しいグループが出現するにしろ、純粋に政策をベースにしたグループが自民党にできるのだろうか。
 自民党本部に約20年間勤務した、政治アナリストの伊藤惇夫はこんな見方を示す。
「これまでも『政策集団』というのはいくつもあったが、まともに政策を考えていたところはひとつもなかった」
 今の自民党には、集団を形成するための「芯」になる人物が見当たらない。人材育成を怠り、郵政選挙などで実力者を党から追い出したツケだ、と解説するのだ。
 うなずける話だ。郵政選挙では、平沼赳夫、綿貫民輔、亀井静香ら領袖級の実力者が自民党から追いだされた。加えて、30、40代が活躍する民主党と対照的に、自民党の核は60、70代。たまに30代がいれば、3代目、4代目の世襲議員がほとんどだ。


派閥再編負け方次第

「世襲制の弊害もあって、自民党にはしたたかな人間がいない。再生はかなり難しい。派閥がどうなるという次元の話ではなく、党からどんどん人が出て行き、自民党の崩壊が始まる」(伊藤)
 前出の草野は、これまでも存在した派閥横断的な勉強会を起点に、派閥の再編が起こる可能性があるとみるのだが、自民党の負けっぷりにもよるという。
「仮に領袖級が次々と小選挙区で落選し、比例でも復活できないようなことになれば、自民党内は新たなグループが星雲のように存在する状態になるかもしれない。これまで党内の擬似政権交代ばかりに一生懸命だった頭を冷やすいい機会となり、虚心坦懐に有権者の考えに耳を傾け、勉強するようになるかもしれない」
 では、負け方が小さければ?
「今の派閥の骨格はそのままに顔だけすげ替えて再起を目指すことが考えられる。党としては、イメージのいい人を党首にし、参院選に臨むだろう。政権交代したとしても、民主党政権が行き詰まり、選挙が近いとなれば、派閥の結束力はまた一気に高まる」
 派閥領袖たちの去就が、自民党の行方を占うことになりそうだ。(文中敬称略)



民主党は、戦後55年体制の中で出来た新しい政党です。自民党もそろそろChangeのときが来たようですね。大丈夫です。一度野党に下野して頭を冷やしてじっくり考えて頂ければ。何が自民党をココまでにしたかを考えて頂ければ。その原因を徹底的に追究していただければ。必ず、また、政権をとれるでしょう。なぁ~に、原因は簡単です。カルト教団と連立を組んだからです。




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